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2024.07.16
イノベーションに積極的に取り組む企業から講師を招き、イノベーションの可能性や社会?経済へのインパクト等について考察する社会イノベーション学部の「イノベーション?マネジメント実践演習」。6月からは、社会イノベーション学部卒業生であり、株式会社ウミガメを起業した渡邉大瑛氏を講師に迎え、「生成AIを活用した新しい就職活動の形を提案する」ことをテーマにグループワークと発表を通して学びました。
7月9日の最終プレゼンテーションでは、生成AIを活用して、希望業種?企業別に”ガクチカ“(学生時代に力をいれたこと)を書き分ける、興味や能力に合わせた企業と選考スケジュールを自動的にリスト化する、グループディスカッションを評価させコミュニケーション能力の向上に役立てるなど、7つのグループが様々な視点から生成AIの活用法やプロンプトを提案しました。就職活動という学生にとって非常に身近で興味のある課題であったため、新規性がありながらも、現実的かつ具体的な提案が並びました。中には就職活動中の不安な気持ちを和らげるために、生成AIをメンターとして利用するという提案もあり、講師の渡邉氏からも着眼点のユニークさを評価されました。
最後に渡邉氏からは「意識して生成AIを使うことそのものがいわゆる“ガクチカ”にもなる。
今の時代の大学生であるメリットを最大限活かし、もっと“生成AIフレンドリー”な人材になってほしい。」というメッセージが送られました。
今回の最終発表は、プレゼン資料の見やすさや話し方についても評価が行われ、学生たちは課題を発見?解決する力に加えて、伝え方や発信力といった、卒業後も必要となる汎用的な力も身につけていきました。
今年度前半の授業の様子はこちらから