交換留学
私は、大学二年後期から三年前期にかけて一年間、アメリカのモンタナ大学へ交換留学をしました。モンタナ大学には、キャンパス内に五つの寮があります。私は、アメリカ人との二人部屋の寮に住みました。ルームメイトは牧場育ちのとても優しい子で、すぐに仲良くなり、姉妹のように過ごしました。寮に住んでいて良かったことは、ルームメイトだけではなく、同じ寮のみんなと友達になれることです。寮のみんなでバーベキューをしたり、地下にあるシアタールームでフットボールの試合を観戦したりと、みんなでわいわい楽しい寮生活でした。
授業に関しては、比較的自由にどの学部の授業も履修することが出来ます。私はせっかくの留学の機会なので、東アジア研究や人類学、ジャズダンスなど、様々な授業を受けました。留学当初は授業についていくのに苦労しました。しかし、教授やTAの所に訪ねて行くと、快く教えて、サポートしてくださることがありがたかったです。ペーパーの提出やテスト前などは、かなりの勉強が必要です。図書館は深夜2時くらいまで開いているので、コーヒー片手に深夜まで勉強したことも多々あります。夜に図書館から寮へ帰るとき、多数の鹿が出没するのには驚きました。
平日にしっかり勉強する分、週末は友人たちと思いっきり遊びました。パーティーをしたり、映画を見に行ったり、アウトドアスポーツをしたり。夏にはラフティングやハイキング、冬にはそり滑りによく行きました。プールの浮輪を使ったそり滑りにはまってしまい、毎週のように山へ出かけて遊んでいました。モンタナ大学はアウトドアスポーツに恵まれている地域です。
留学を通して私が大切にしていたことは、「積極的に動く」です。大学は様々な行事を主催してくれます。冬休みにテキサス州でホームステイをしたり、春休みにはサンフランシスコでホームレスを支えるボランティア活動をしたり。お祭りではマイケル?ジャクソンの「スリラー」も踊りました。そうやって新たな活動に参加するたびに、友達の輪はどんどん広がっていきます。これから留学される方には、ぜひ積極的に行動して、たくさんの友達を作ってもらいたいと思います。