体験レポート
認定留学
自分の人生の可能性を広げられた留学は、私にとって大きなターニングポイントに
社会イノベーション学部政策イノベーション学科
M.C
交換留学を目指した理由
私は、「英語力の向上」「多文化と多価値観を学ぶため」「自立するため」この3つの理由で留学を目指しました。高校生のときから将来英語が話せるようになりたいと長期留学を志望していました。加えて未知の環境に身を置くことで実際に肌で触れながら、日本では知り得なかった多文化や知識を学ぶことにずっと魅力を感じていました。
交換留学生になるために努力したこと
留学資格を得るために、GPAの向上とIELTSの勉強に尽力しました。
GPA2.6未満は留学資格を得られないので、留学を決意した半年前から成績を死守していました。
それに加えてIELTSの勉強では、単語帳や過去問題集を何度も解いたり、オンライン英会話を用いたりと四技能鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐のスキル向上に取り組みました。私の場合、試験までの時間もかなりタイトだったので、夏休み期間は携帯からYouTubeアプリを消して、1日中勉強したのはいい思い出です。
現地での授業
5月から8月までは語学学校でEAP(English Academic Program)というクラスに通いました。普段は教科書に沿って英語力を高め、時々エッセイテストや論文読解の課題、ディベート、そしてプレゼンテーションなどがありました。課題の量は先生によりけりでしたが、どれも着実にこなしていけばしっかり基礎は身につきます。
9月以降は大学で現地の学生と同じ授業を履修しました。私は「心理学」と「環境マネジメント学」を履修しました。どちらも講義形式だったので、配布されるスライド資料の翻訳と内容理解はかなり苦戦しました。ですが、期末試験が両方オンライン+ノート見てOK形式だったので、自分で復習したことは本当に大事でした…。
現地の生活
現地ではNipisiy Houseに8ヶ月間滞在し、4人1部屋でバスルームとキッチンが共用でした。長期間の他人との共同生活は初めてだったので緊張しましたが、ルームメイトとルールを決めたり、一緒に出かけることで、お互いに生活しやすい空間を作り上げることができました。
4つのボランティア(国際自転車レースの交通整備、トライアスロンレースのタイムキーパー、大規模な国際文化交流祭りのフードサーバー、日本語クラスの学習支援)を経験しました。日本ではできない体験ができたので、新たに自分の強みを発見したり、選手や学生に勇気をもらうことができました。
また、現地のダンス部に所属し、チームメイトと一緒に練習したりパーティーをしたりなど交流をすることができました。帰国後、彼らから手紙とプレゼントをサプライズでもらえた時は本当に嬉しかったです!
現地で仲良くなった友人と旅行をしたり、外食、ショッピング、ゲームをして遊びました。一緒に勉強する日もたくさんありました。カナダでしか見れない景色、文化体験を思う存分楽しんできました!
留学で学んだこと
英語力が向上したことはもちろん、セルフコントロールやタイムマネジメントスキルが身につきました。そして、やってみたいと思ったことには物怖じせず挑戦することの大切さを学びました。
留学をして、家族からは渡航前と後で人が変わったようだと言われる程、大きく成長し自立できたと考えています。未知の環境に飛び込んで知らない世界に直接触れたことで、自分自身を成長させただけでなく、感性を育んだり今後の人生をどう楽しむかを考える癖もついたので、本当に留学に挑戦してよかったです。
留学体験を踏まえた今後の進路
留学を通じて「日本の働くことに対して悲観的な文化を変えたい」というビジョンを持つことができました。カナダで出会う人は、仕事とプライベート両方の時間を充実させたり、自分の人生を楽しむ手段の一つに仕事があるといった価値観を持っていました。例えば、終業時刻が16時であったり、家族を優先できる仕事環境などが挙げられます。
私自身まだ社会人として働いたことのない身ですが、日本を客観視した時に、「仕事のために人生を送る」「仕事が苦しいと思う」この傾向に日本人の多くの人が該当するのではないかと思いました。カナダ文化とのギャップに私は驚き、このビジョンを掲げて就職活動をしていました。
アピールした点は、上記のビジョンのこと、留学の志望理由、留学先で大変だったことをどう乗り越えたかなどです。そこから環境適応能力や課題解決能力があることを伝えられるよう心掛けました。
留学後の今も、将来また他国に渡ろうかななんて考えたりしているので、自分の人生の可能性を広げられた留学は私にとって大きなターニングポイントとなり、社会に出る前に必要な能力を培えた大事な経験と私は考えています。