2010年度
第1回黒澤和子氏 講演会 「父 黒澤明と共に働いて— 映画衣裳について —」

講義内容

10月9日（土）、映画衣裳デザイナーの黒澤和子氏を講師にお迎えして、今年第１回となるオープン?カレッジの講演会を開催いたしました。当日は雨にもかかわらず300名を超える方にご参加いただき、大盛況のうちに終わることができました。また、多くの皆様からご好評を寄せていただきました。
これからも、多数の方々にお越しいただけますよう、「成城学びの森」オープン?カレッジをよろしくお願いいたします。

【黒澤和子氏講演会アンケートより抜粋】
◆黒澤明監督の家庭人としての人となり、仕事に対する心、和子さんの父の思い出と彼女の仕事に対する情熱がとても
　 心に響きました。
◆映画衣裳のデザインは美しい中にも大変な苦労のある事、また、努力の積み重ねがあって画面が映えてくることが
分かりました。
◆黒澤和子さんの語り口から、黒澤監督をはじめ「映画」への愛情が深く豊かに伝わってきました。
◆黒澤監督の家族だから知り得る日常の事、毎日の生活の話、衣裳部としてデビューしたいきさつ等、知られざる
裏話にふれて大変面白く興味深かった。
◆流れるような話し方で、その内容が映像に見えるように表現されるすばらしい講演でした。
◆黒澤監督のマスコミの情報とは違う面、生の姿が分かり興味深かった。今日のお話を伺って改めて黒澤映画を見直し
てみたいと思う。
◆ご家族から見た黒澤明の人となりを聞いて、あらためて黒澤作品を別の角度から見てみたい気になりました。
◆黒澤監督の素顔や映画の撮影現場の生の様子がエピソードを交えて聴けたところが大変良かったです。
◆黒澤明さんについての娘としての想い、映画づくりの大変さが伝わりとても楽しかった。