「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
古代の人々は神をどのように崇め、祭ったのでしょうか。大和国にそびえる三輪山と、その三輪山をご神体とする大神神社には、古事記?日本書紀の神話?伝承や、儀式を行ったと思われる遺跡が多く残されています。本講座では、この地域に焦点を当てて、ヤマト王権の祭祀?信仰について解説します。スライドやビデオを活用した初心者向けの入門講座です。
各回テーマ
(1) 三輪山の神と箸墓古墳
(2) 三輪山は「山の正倉院」
(3) 「聖域」としての三輪山
(4) 「タタリ神」とは何か?
(5) 誰が三輪山の神を祭ったのか?
(6) 現代へと続く三輪山の信仰
講師紹介
専攻:日本古代史
1977年、東京都練馬区生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学准教授などを経て、現在、文部科学省初等中等教育局教科書調査官。博士(文学?早稲田大学)。主要著書に『日本古代氏族系譜の基礎的研究』『大神氏の研究』『日本古代の氏族と系譜伝承』などがある。
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