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2015年度　秋冬講座
13) 映画で読み解くナチ?ドイツ

講義内容

戦後70年を迎え戦争の現実を知る世代が亡くなるなか、ナチ?ドイツがどのように国民を支配してきたかを映画を通して明らかにしていく。そして考察を重ね「戦争の記憶」とどう向き合うことができるか、「平和を守る」とはどういうことかを受講生の皆さんと議論していきたい。講義時間の都合上、お観せできるのはテーマを特徴づけているシーンを中心に、映画の一部分となることをご了承ください。

各回テーマ

(1) 『レニ』、レイ?ミュラー監督、1993年。

(2) 『意志の勝利』、1935年、『オリンピア』、1938年、レニ?リーフェンシュタール監督。

(3) 『新しき土』、アーノルト?ファンク監督、1937年。

(4) 『ブリキの太鼓』、フォルカー?シュレンドルフ監督、1979年。

(5) 『白バラの祈り』、マルク?ローテムント監督、2005年。

(6) 『白バラは死なず』をめぐる「白バラ論争」。

講師紹介

専攻 ： ドイツ現代史
学部ではドイツ文学を専攻。卒業後、旧西ドイツで3年間勤務し、帰国後は一橋大学大学院、東京大学大学院で学ぶ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。第二次世界大戦後のアメリカ占領下のドイツ社会、独米関係が研究テーマ。

※世田谷区住民の受講生には講座修了後、受講料の3割の補助があります。