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2015年度　春夏講座
04) ウクライナを知ろう！　— 文化史を中心に —

講義内容

昨年度秋冬講座では、現在話題のウクライナについて主として政治を中心とした歴史、活躍した偉人達、ポーランドとの関わりを中心に学習した。今年度春夏講座では、文化史を中心に、「年代記」や「文学」、イコンなど美術作品を取り上げ観賞し、また映像作品に触れてさらに「ウクライナを感じ、魂に触れて」みましょう。

各回テーマ

(1) ウクライナの基層文化　ブイリーナ　英雄伝説　歴史歌謡　中世イコン

(2) ウクライナの古事記、日本書紀　『原初年代記』『イーゴリ遠征物語』を読む

(3) ポーランドとの境で　ゴーゴリ　シェンキェーヴィッチ　ミツキェーヴィッチ

(4) モルドヴァ?グルジアとの境で　プーシキン『ジプシーの群』　レールモントフ

(5) 農奴制を巡って　シェフチェンコ　チェーホフ　フランコ

(6) スターリン体制の悲劇　ブルガーコフ　ウクライナ飢餓　日本との関係

講師紹介

専攻 ： 中欧東欧地域研究　スラヴ文化史　比較文化論
長野市生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程修了。
ワルシャワ、モスクワ、オデッサ、ソフィア大学、ハーヴァード大学ウクライナ研究所等に通算4年以上遊学。
ポーランド?ロシア19世紀文学を中心としつつ、外国人の日本体験と日本観、日本人の外国体験と外国観、異文化体験と交流にも興味と関心を抱く。