「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
近代を切り口にユダヤ文化を考える。広くヨーロッパで、人びとがこれからは脱キリスト教、強い王権、資本主義の時代になるのでは、と考えたときに、ユダヤ人の不可思議なイメージが、近代と不可分なものとして問題にされた。利用もされてきた。サルトルの『ユダヤ人』を手がかりに、問題の現代的意義に迫る。
<参考書>サルトル著『ユダヤ人』岩波新書 本体700円+税
各回テーマ
(1) サルトルの盲点と慧眼
(2) ヴェニスの商人と資本論、異人論
(3) 国家:エリート法学者とドレフュス事件
(4) 無名作家:プルーストの精神的父祖
(5) 故郷:植民地生まれのユダヤ系フランス人
(6) 歴史:自分たちをいかに語るか
講師紹介
専攻 : フランス文学?思想、ユダヤ文化論初めてフランス留学したのは1980年代後半。極右政党が移民排斥を訴える一方で、新聞では第二次世界大戦中のユダヤ人迫害がしきりに追及されていました。それでナショナリズムの怖さと強さが研究主題になりました。
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