「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
今回は春夏講座の継続であるが、18世紀末の光太夫と漂流民一行の必死のロシア体験、異文化理解、一行の知恵の数々を、書き残された漂流記を詳細に読むことによって他山の石としたい。
幅広い分野に対する好奇心、困難な事態に対する素早くかつ的確な知恵の発揮、決断力を学ぼう。
各回テーマ
(1)ロシア社会 1780?90年代 モスクワ ペテルブルグ
(2)ロシア社会 皇帝 貴族 ネヴァ河散策(比較:光太夫、福沢諭吉、久米邦武、榎本武揚、広瀬武夫、大庭柯公、
五木寛之)
(3)ロシア社会 積極的な光太夫 上流と下層の社会
(4)ロシア社会 松平定信 帰国 その後
(5)光太夫 桂川甫周の知的社会 ロシア観
(6)その後の日露関係 エカテリーナ女帝 ゴロヴニン レーザノフ プチャーチン
講師紹介
専攻 : 比較文化論 スラヴ文化史 日露関係論長野市生まれ。ワルシャワ大学、モスクワ大学、オデッサ大学、ソフィア大学等に通算4年以上留学。ポーランド?ロシア文学を中心としつつ、外国人の日本体験と日本観、日本人の外国体験と外国観、異文化体験と交流にも興味と関心を抱く。
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