「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
海外の優れた文物を積極的に受容し、それを洗練化させ、よりよいものを作り上げていくのは、今日まで続く日本文化の特色といえる。これは、別の言葉で表現すれば「何でも国産化を目指す文化」ともいえる。
本講座では、日本の仏像の歴史を「MADE IN JAPAN」をキーワードに国産化という視点から見直してみたい。
各回テーマ
(1)仏像国産化のはじまり
(2)白鳳彫刻
(3)大仏造立
(4)一木彫の成立
(5)寄木造の確立
(6)玉眼像の出現
講師紹介
専攻 : 東洋?日本美術史(彫刻史)1955年福島県生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。 東京国立博物館、文化庁勤務を経て現職。著書:『平安時代前期の彫刻』(至文堂)論文:「日本古代における木彫像の樹種と用材観Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ」(共著『MUSEUM』555、583、625)など。
お問い合わせ
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