２０２３年１１月２８日（火）、当センターのセンター長である指宿信教授が担当する「刑事政策」の授業に、秋元恵一郎氏（東京ダルクスタッフ?精神保健福祉士?公認心理師）と東京ダルクの方々をお迎えし、「薬物依存からの回復」をテーマに講演していただきました。

授業の前半は、「ダルク」の名前の由来（Drug Addiction Rehabilitation Centerの頭文字を取り、そのまま読むと「ダーク」になってしまうのでフランス語のように読んだそうです）や設立の経緯など、初歩的な内容から丁寧にご説明いただきました。その後、東京ダルクで実施されているプログラムや依存症の実態などを教えていただきました。

後半は、東京ダルクの利用者に、ご自身の経験を語っていただきました。依存症になったきっかけやその後の状況、依存症からの回復段階でつらかったことなど、赤裸々に語ってくださいました。

最後の質疑応答では、授業の鐘が鳴り終わっても質問に答えてくださいました。東京ダルクの皆さま、ありがとうございました。