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2021.09.24
9月17日、経済学部?社会イノベーション学部による合同ディベート大会を開催しました。2012年から続いている行事ですが昨年はコロナ禍のため中止に。今年2年ぶりにオンラインでの開催となりました。このディベート大会は、学生の能動的な学習を促進し、論理的な思考力や多角的な視野、説得力のある議論をするスキルなどを磨く、そして臨機応変な対応力の大切さを知ることを目的としています。また、2学部合同で開催されるため、学生の学部を越えた交流の場ともなっています。
今回は、5ゼミ、6チームが参加し、「緊急事態宣言は鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐対策として有効か」「オンライン講義を続けるべきか」という2つテーマについて議論を戦わせました。
各ゼミでは5~6人でチームを結成、論題で問われている内容を理解して自分たちの主張をまとめ、その課題や疑問まで幅広く調べて準備しました。そして3試合のディベートを、学生自身がジャッジしました。最終的にベスト3チーム、各チームからMVPが1名ずつ選ばれました。各セッションはテーマに対し賛成側と反対側の2チームに分かれて、それぞれの立場で討論します。立論(4.5分)→作戦タイム(4分)→質疑応答(8分)→作戦タイム(4分)→最終弁論(2.5分)→判定&MVP選考タイム(3分)→結果発表?審判による判定理由の説明(6分)→両チームのコメント(5分)という流れで、タイムキーパーが厳密に各持ち時間を計りながら行われます。
7名のジャッジは「資料やデータなど学術面?表現面で工夫がある」「論理的に議論を展開している」「質問された内容に沿って論理的に反論?応答している」「相手の意見も踏まえた総合的なプレゼンをしている」など、16の評価項目によって多面的に採点します。
初のオンライン開催のため全体の進行やチームメイト同士の連携など不便なところもありながら、一方でオンラインだからこそ一人ひとりが発言し、主体的に参加できていた印象でした。学生たちからは「コロナ禍で集まれず準備も大変だったが貴重な経験になった」「他学部の意見は自分たちにはない着眼点があり刺激を受けた」といった感想が聞かれました。
鋭い質問が飛び交う「質疑応答」
「最終弁論」のあと判定へ。審判は勝利チームの色をスマホで表示
審判による判定理由の発表では的確なコメントも
閉会式のあとは全員で記念撮影