NEWS
2018.09.25
経済学部?社会イノベーション学部による合同ディベート大会が9月20日(木)に開催されました。両学部の公認イベントとなって5度目となる今年度は、9ゼミ、12チーム、約150名が参加し、6つのテーマについて議論を戦わせました。
このディベート大会は、学生の論理的な思考力を高め、説得力のある議論をするスキルを磨くことを目的としています。テーマごとに、賛成側と反対側の2チームに分かれて、それぞれの立場で討論し、ジャッジを務める学生によって勝敗がつけられます。ディベートは、経済学部対社会イノベーション学部で対戦。学生の学部を越えた交流も目的としています。ゼミ同士の戦いであるとともに「学部対抗」の形をとることで、毎年熱戦が繰り広げられています。
今年のテーマは、
「少年犯罪の犯人の名前を公表すべきか」
「救急車の使用を有料にするか」
「就活のエントリーシートに学歴はいるかいらないか」
「就職するなら大企業か中小企業か」
「日本における安楽死の導入の是非」
「AIは人を助けるのか、それとも殺すのか」
の6つ。ディベートは立論(4.5分)→作戦タイム(4分)→質疑応答(8分)→作戦タイム(4分)→最終弁論(2.5分)→判定&集計タイム(2分)→結果発表?ジャッジによる判定理由の説明(6分)→両チームのコメント(5分)という流れで、タイムキーパーが厳密に各持ち時間を計りながら行われます。各ディベートは、7名のジャッジにより「聞き手に配慮したわかり易い工夫がされているか」「論理的な議論を展開しているか」「質問された内容に沿って論理的に反論?応答しているか」「相手の意見も踏まえた総合的なプレゼンをしているか」「主張が明確で、説得力があるか」など、細かい評価項目によって多面的に採点されます。
初めに、ルールの補足説明、対戦ごとにチームメンバーが挨拶と握手を交わしてディベート大会スタート!
準備の成果を十分に発揮して勝利したゼミも、思い通りの討論ができず心残りになったゼミも、この日に向けて多くの時間を準備に費やしてきたことでしょう。達成感を感じるとともにさまざまな課題や目標を発見できたことと思います。