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教員紹介
鈴木 正信准教授
すずき まさのぶMasanobu Suzuki
- 文学研究科 / 日本常民文化専攻
- 職位:
- 准教授
- 学位:
- 博士(文学)(早稲田大学)
- 専門分野:
- 日本古代史?中世史
- 主な担当科目:
- 日本文化史研究、日本文化史研究指導、日本文化史特殊研究、日本文化史特殊研究指導
- 最近の研究テーマ:
- 邪馬台国、大和王権、古代豪族、古事記?日本書紀の神話?伝承、系図史料
- 研究内容:
- 古事記?日本書紀などの歴史書と、神社などに伝来した系図史料を手がかりに、日本の古代史?中世史について研究しています。とくに、邪馬台国はどこにあったのか、大和王権はどのように日本列島を支配したのか、古代豪族たちはどのような活躍をしたのか、神話や伝承はどのように作られ語り継がれたのか、といったテーマに取り組んでいます。
- 略歴:
- 2008年 早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程単位取得退学
2012年 博士(文学)(早稲田大学)
- 主要業績:
- (単著)
『日本古代氏族系譜の基礎的研究』(東京堂出版、2012年)
『大神氏の研究』(雄山閣、2014年)
『Clans and Religion in Ancient Japan』(Routledge, UK, 2016年)
『Clans and Genealogy in Ancient Japan』(Routledge, UK, 2017年)
『日本古代の氏族と系譜伝承』(吉川弘文館、2017年)
『古代氏族の系図を読み解く』(吉川弘文館、2022年)
『古代豪族 大神氏』(筑摩書房、2023年)
『日本古代の国造と地域支配』(八木書店、2023年)
(共編著)
『国造制の研究』 (篠川賢?大川原竜一?鈴木正信編、八木書店、2013年)
『国造制?部民制の研究』(篠川賢?大川原竜一?鈴木正信編、八木書店、2017年)
『日本書紀の成立と伝来』(小林真由美?鈴木正信編、雄山閣、2024年)
(主な論文)
「本賓郡栗栖太里」(新川登亀男?早川万年編『美濃国戸籍の総合的研究』東京堂出版、2003年)
「美濃国クルスダ地域における本巣国造と栗栖田君」(『史観』148、2003年)
「和珥氏系譜の展開とその背景」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』49-4、2004年)
「『大神朝臣本系牒略』の史料的性格」(『古文書研究』60、2005年)
「『紀伊国造系譜』の編纂と書き継ぎ」(『早実研究紀要』40、2006年)
「紀伊国造の系譜とその諸本」(『ヒストリア』210、2008年)
「四国の歴史教育?研究とデータベース」(『日本歴史』740、2010年)
「甲斐国造の「氏姓」に関する再検討」(『日本史研究』584、2011年)
「『粟鹿大明神元記』の写本系統」(河野貴美子?王勇編『東アジアの漢籍遺産』勉誠出版、2012年)
「神部直氏の系譜とその形成」(『日本歴史』780、2013年)
「Methodology for Analyzing the Genealogy of Ancient Japanese Clans」(『WiAS Research Bulletin』7、2015年)
「『円珍俗姓系図』の構造と原資料」(加藤謙吉編『日本古代の王権と地方』大和書房、2015年)
『円珍俗姓系図』の成立過程と系譜意識」(『古文書研究』80、2015年)
「Development and Dispersal Process of Ancient Japanese Clan」(『WIAS Research Bulletin』8、2016年)
「武蔵国高麗郡の建郡と大神朝臣狛麻呂」(河野貴美子?王勇編『衝突と融合の東アジア文化史』勉誠出版、2016年)
「『海部氏系図』の成立背景」(『日本歴史』822、2016年)
「人制研究の現状と課題」(篠川賢?大川原竜一?鈴木正信編『国造制?部民制の研究』八木書店、2017年)
「蘇我氏とヤマト王権」(佐藤信編『古代史講義』筑摩書房、2018年)
「高麗王若光と武蔵国高麗郡」(新川登亀男編『日本古代史の方法と意義』勉誠出版、2018年)
「凡直氏と国造制」(加藤謙吉編『日本古代の氏族と政治?宗教』上、雄山閣、2018年)
「武蔵国高麗郡と武蔵国造」(高橋一夫?須田勉編『古代高麗郡の建郡と東アジア』高志書院、2018年)
「『日下部家譜大綱』の諸本について」(篠川賢編『日本古代の氏と系譜』雄山閣、2019年)
「『日下部系図』の諸本について」( 『鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐民俗学研究所紀要』43、2019年)
「「国造本紀」研究の現状と課題」(工藤浩編『先代旧事本紀論』花鳥社、2019年)
「武蔵国造の乱と横渟屯倉」(『早稲田大学高等研究所紀要』12、2020年)
「本居文庫所蔵『国造本紀之考』について」(『鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐民俗学研究所紀要』44、2020年)
「『紀伊国造次第』再考」(『成城文芸』257、2021年)
「『海部氏系図』の研究」(三橋健編『籠神社の綜合的研究』清文堂出版、2022年)
「境部氏と境界画定について」(『成城文芸』260、2022年)
「大神氏の成立と展開」(『大美和』146、2024年)
「ヤマトタケル伝承と廬原国造」(小林真由美?鈴木正信編『日本書紀の成立と伝来』雄山閣、2024年)
- 所属学会:
- 日本古文書学会、日本歴史学会、木簡学会