イベント
毎年夏期に10以上の大学ゼミナールの共同開催により、経営学分野を中心に研究発表を競う「経営学合同ゼミナール合宿」(経営学合同ゼミ)が、今年は鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐(境新一ゼミナール)が幹事校となって9/5?9/7、開催されます。研究発表大会は、9/6に澤柳記念講堂にて行われます。教員&学生(学部生、大学院生)が大学の枠を超えて学び、相互に交流を図るために始まり、幹事校が決める共通テーマでプレゼンテーション力を競い、お互いの意識を高めあうことができます。
1989年に開始されたこのプロジェクトでは、最近10年間では京都大学をはじめ、20以上の大学ゼミナールが参加してきました。今年の参加校は、大分大学、滋賀大学、甲南大学、鳥取環境大学、法政大学、中央大学、鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐、北海学園大学、相愛大学です。
経営学合同ゼミナール合宿
今年の共通テーマは「Diversity」(ダイバーシティ)。
“diversity”は、14世紀半ば、古フランス語のdiversiteが語源であり、「違い」「ユニークな機能」「違和感」という意味です。また、12世紀ラテン語のdiversitatemは「邪悪」「つむじ曲がり」という意味で用いられていました。現在では主に「多様性」という意味です。
今日、世界ではあらゆる変化が起きています。その中でもグローバル化とともに「多様性」は、もっとも大きな変化の一つといえます。世界の大都市では様々な国籍の人が活躍しともに生活する光景が当たり前となっています。この変化により、例えば日本においても様々な国籍の人が働き、訪問しています。さらに、2020年のオリンピック東京開催も決定し、日本の資産が他国に買収されるケースも増え、海外の注目を集めています。
そこで、今後世界でさらに進展すると予測される“diversity”に対し、どのように適応すべきか考えたいと思います。
ソーシャルイノベーションとは、社会が抱えている様々な問題(環境、労働、人口、医療、資源など)に対し、企業が市場を利用し問題を解決するための新しい考え方や仕組みのことです。本来、利益を追求する企業が社会問題を解決する支援をするべきなのかという議論が展開されていますが、これからの企業のあり方を考えていくうえで重要なキーワードとなります。企業が行うソーシャルイノベーションを研究し、新たなアイデアを検討?提案しようとするものです。
各大学の学生が一丸となって取り組んだ研究発表、ぜひご覧ください。