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2018.03.13
3月10日(土)、共通教育研究センター主催による公開FDワークショップ「表現教育の可能性」が開催されました。当日は、30人強の参加者があり、学内のみならず学外からの参加者も多く、遠方からは、函館や岡山から参加された方もいらっしゃいました。
8回目となる今回は、講演者に谷美奈先生(帝塚山大学准教授)をお迎えして、「STEM +ART が求められる時代に感性と言語をどう結びつけるのか」をテーマにワークショップを開催しました。谷先生自身が行っているアートに素養のない学生でも参加できるアートワークショップ「クリエイティヴベーシック」、障がいのある人の高等教育における研究活動「インクルーシブリサーチ」、自己省察としての文章表現「パーソナル?ライティング」等の実践例を紹介し、「素視点=動機のもと」に目を向け、それらを育んでいくことについてお話しいただきました。SNSを通じて簡単に表現を発信できる時代に、改めて自己表現とは何かを考えさせられる問題提起でもあり、幅広い分野からの参加者を交え熱心な議論が行われました。