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2024.06.28
社会イノベーション学部内田教授のゼミナールでは、各国の駐日大使館の方を迎え、毎回テーマを定めて学生たちが自ら英語でプレゼンテーションを行い、ディスカッションする授業を実施しています。これまでドイツ、フランス、ベルギー、アイルランド、スウェーデン、デンマーク、タイの7か国の大使館の方と交流を行いました。
今年度は在日イタリア大使館のご協力を得て、8回目の大使館との交流会を開催しました。
6月26日(水)、駐日イタリア大使館のジュゼッペ?ディ?ムッロ氏(イタリア大使館文化部長)、鈴木紋子氏(イタリア大使館秘書)、インターンのため来日しているシモーネ?アンブロジオ氏をお招きして交流会を開催しました。
当日は、内田ゼミ2年生13名、有志の3年生?4年生と卒業生12名が参加しました。 今回のメインテーマは“Discover Italy, Find out Lessons from their Experiences”。特にワークライフバランスと若者の文化交流に焦点を当てました。学生は5つのグループに分かれ、イントロダクション(鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐や内田ゼミの紹介)に続いて、協定校であるイタリアカターニア大学と鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐の比較、イタリア人と日本人の幸福度の比較、イタリアの魅力を発表し、最後に日本とイタリアの新しい文化交流を提案しました。
具体的には、日本のワークライフバランス満足度がイタリアと比較して低い現状について日本の労働時間の長さや職場環境を課題に挙げたグループ、イタリアには世界遺産?料理?ファッション?芸術等の魅力があるが、その背景には長い歴史、地域多様性、イタリア人の器用さ、独創性があるからこそ世界の多くの注目を集めていると分析したグループ、新たな文化交流の場としてItaly-Japan E-sports clubを提案したグループなど、学生が各テーマについて詳細に調べ、工夫を凝らしたユニークな発表を行いました。
ジュゼッペ?ディ?ムッロ氏は、それぞれの発表について「しっかり準備していてわかり易く、しかもとても面白い。」とコメントし、イタリアの実情や自身の体験についても話しながら学生と意見交換しました。また、アンブロジオ氏からはイタリアの大学の制度や日本の大学との違い、留学についてお話しいただきました。
参加した学生からは、発表へのコメントやシモーネ?アンブロジオ氏のお話に関する質問に加えて、日本の学生の印象や日本のイタリアン料理をどう感じるかについて等、多くの質問があがり、意見交換を通して交流を深めていきました。最後にジュゼッペ?ディ?ムッロ氏から「日本の若者と楽しい時間を過ごせた。今日のプレゼンや質疑応答のように、臆することなく積極的に話す姿勢はぜひこれからも続けてほしい」とメッセージがありました。学生たちにとっても、英語で自分の考えを伝える場として貴重な機会になりました。
学生からもジュゼッペ?ディ?ムッロ氏に様々な質問がありました
大使館インターン生シモーネ?アンブロジオ氏からもイタリアの大学制度や留学についてお話しいただきました