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教員紹介
大谷 節子教授
おおたに せつこSetsuko Otani
- 文芸学部 / 国文学科
- 職位:
- 教授
- 専門分野:
- 中世文学
- 担当ゼミナール:
- 中世国文学
- 主な担当科目:
- 中世国文学講義
- 最近の研究テーマ:
- 能?狂言
- 研究内容:
- 能及び狂言を中心とする中世日本文学。享受史、文化史の視点からの謡の家の研究。
- 略歴:
- 1988年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学
学位:博士(文学)
- 主要業績:
- [著書]
『世阿弥の中世』(岩波書店、2007年)
『無辺光 片山幽雪聞書』(共著、岩波書店、2018年)
[編著]
『謡の家の軌跡 浅野太左衛門家基礎資料集成』(和泉書院、2022年)
『伊藤正義中世文華論集』第一巻 謡と能の世界(上)(和泉書院、2012年)
[論文]
「謡の礼楽思想—「正楽」か「淫楽」か—」 (『日本文学研究ジャーナル』28号、2023年)
「「戯画図巻」私解——『能狂言戯画巻』を中心に——」(『能と狂言』21号、2023年)
「狂言「木こり歌」考」(『成城国文学論集』第44輯、2023年)
「謡の家の確立——浅野太左衛門家の資料から——」(『能と狂言』20号、2022年)
「チェコ語狂言誕生の背景——グローカル研究の視点から——」(岩田一正編『「環境資源」に見られるグローカル現象の動態』2021年)
「狂言「無言経」考——悟りと笑い——」(『成城国文学論集』第43集、2021年)
「能「花筐」と「李夫人の曲舞」」(『白居易研究年報』 第20号、2020年)
「狂言「拄杖」と『無門関』第四四則「芭蕉拄杖」」(『成城国文学論集』第41集、2019年)
「狂言「八句連歌」の「をかし」——狂言と俳諧連歌——」(『国語と国文学』95巻9号、2018年)
「毘沙門堂本古今集と能「女郎花」「姥捨」」(『中世古今和歌集注釈の世界——毘沙門堂本古今集注をひもとく——』、勉誠出版、2018年)
「狂言「かくすい」考」 (『成城国文学論集』第39集、2017年)
「狂言「釣狐」と『無門関』第二則「百丈野狐」」(『禅からみた日本中世の文化と社会』ぺりかん社、2016年)
「弘安元年銘翁面をめぐる考察——能面研究の射程——」(『能面を科学する』勉誠出版、2016年)
「世阿弥自筆本?カシワザキ?以前——宗牧独吟連歌注紙背?柏崎?をめぐって」(『国語国文』83巻12号、2014年)
「「頼政」面を溯る——能?狂言面データベースの可能性——」(『デジタル人文学のすすめ』勉誠社、2013年)
「細川幽斎と能」(『細川幽斎——戦塵の中の学芸』笠間書院、2010年)