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国文学科

教員紹介

竹内 史郎教授

たけうち しろうShiro Takeuchi

文芸学部 / 国文学科
職位:
教授
専門分野:
国語学
担当ゼミナール:
国語学
主な担当科目:
国語学講義、国語学演習
最近の研究テーマ:
動詞と形容詞の形態論、アクセント
研究内容:
各時代語の特性を明らかにしたり通時的に言語変化を説明したりすることで、歴史的な観点から日本語の文法的な側面についての考察を行っている。近年は、言語類型論の観点を導入し時代差のみならず地域差?文体差をも考慮しながら日本語のバリエーションのあり方を多角的に考えていくことを目指し、そのためのアプローチを模索している。
略歴:
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。群馬大学教育学部専任講師、同准教授、鸿运国际_鸿运国际app_中国竞彩网重点推荐文芸学部准教授を経て、現職。
主要業績:
[著書]
『日本語の格標示と分裂自動詞性』(くろしお出版、2019年)、下地理則と共編
『日本語の格表現』(くろしお出版、2022年)、木部暢子、下地理則らと共編

[論文]
「ミ語法の構文的意味と形態的側面」『国語学』55巻1号、2004年
「サニ構文の成立?展開と助詞サニについて」『日本語の研究』1巻1号、2005年
「ム型?ブ型?ミス型動詞とミ語法の形態論的必然性による推移」『萬葉』191号、2005年
「古代日本語の格助詞ヲの標示域とその変化」『国語と国文学』85巻4号、2008年
「不透明化しつつある「国語」という概念」『成城教育』152号、2011年
「取り立て否定形式の文法化─岡山方言と関西方言を対照して─」『日本語文法』13巻1号、2013年
「「Vヤシナイ」について─現代共通語における取り立て否定形式の文法化─」『成城国文学論集』36輯、2014年
所属学会:
日本語学会、日本言語学会、日本語文法学会