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ヨーロッパ文化学科

教員紹介

西脇 沙織専任講師

にしわき さおりSaori Nishiwaki

文芸学部 / ヨーロッパ文化学科
職位:
専任講師
専門分野:
言語学
担当ゼミナール:
言語と文化
主な担当科目:
言語学入門a?b、言語学演習a?b、言語学特殊講義II (仏)など
最近の研究テーマ:
言語学、意味論、語用論
研究内容:
フランスで発展している「論証意味論」という理論的枠組みの中で、意味論と語用論の境界に位置する諸現象を分析しています。
略歴:
2016年11月 フランス国立社会科学高等研究院 博士課程 修了
主要業績:
[論文]
? Pour une analyse argumentative de la gradualité : le cas de trop ?, 『藝文研究』 126、2024 (印刷中).
「程度と論証意味論」 『慶應義塾大学仏文学研究室紀要』 28、2023.
「指示的意味と非指示的意味」 『藝文研究』 114、2018.
「アイロニー発話の「トーン」」 『慶應義塾大学仏文学研究室紀要』 22、2017.
「アイロニー発話の意味の性質」 『慶應義塾大学仏文学研究室紀要』 21、2016.
フランス国立社会科学高等研究院言語学博士号請求論文Ironie et argumentation, 2016.
? Analyse argumentative de l’ironie standard et de l’ironie non-standard ?, 『フランス語学研究』 50号別冊論文集 『パロールの言語学』、2016.
「反語法を用いたアイロニーと誇張法を用いたアイロニー : 意味論的ブロック理論による説明」 川口順二編 『フランス語学の最前線 3』 ひつじ書房、2015.

[書評]
Carel, M. (2023), Parler, 〔Campinas, Brésil〕, Pontes. 『フランス語学研究』 58、2024 (印刷中).
Behe, L., M. Carel, C. Denuc & J. Cesar Machado (dir) (2021), Cours de sémantique argumentative, Pedro & Jo?o editores. 『フランス語学研究』 56、2022.
BONHOMME, M., A.-M. PAILLET & P. WAHL (dir) Métaphore et argumentation (2017), Academia. 『フランス語学研究』 53、2018.
LESCANO, A. (éd.) Verbum, n°1-2 / 2016. Le sujet dans la langue. Théorie des blocs sémantiques et théorie argumentative de la polyphonie. Presses Universitaires de Nancy. 『フランス語学研究』 52、2017.

[口頭発表]
?nonciation ou contenu ? le cas de l’ironie, COLLOQUE INTERNATIONAL “?NONCIATION ET ARGUMENTATION” La Sémantique argumentative en dialogue, en ligne, le 8 octobre 2021.

詳しくは、ウェブサイトSémantique argumentative (https://semanticar.hypotheses.org)で公開しています。トップページより、Textes par auteurをクリックし、Saori Nishiwakiを選択して下さい。
所属学会:
日本フランス語学会