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文化史学科

教員紹介

田本 はる菜専任講師

たもと はるなHaruna Tamoto

文芸学部 / 文化史学科
職位:
専任講師
専門分野:
文化人類学
担当ゼミナール:
文化人類学、工芸?芸術の人類学
最近の研究テーマ:
先住民族の在来技術、手工芸開発、民族間関係
研究内容:
台湾先住民族の手工芸実践に関心を持ってきました。最近では、国や民族集団をこえて広がる商品生産のネットワークと、その広がりを制限する知的財産制度などの仕組みの双方に注目して、現代の先住民工芸品とその作り手のあり方を探っています。
略歴:
筑波大学人文社会科学研究科歴史?人類学専攻修了
2018年3月 博士(文学)(筑波大学)
主要業績:
[著書]
『山地のポスト?トライバルアート 台湾原住民セデックと技術復興の民族誌』(北海道大学出版会、2021)

[分担執筆]
「第2部 (12)文化の消費」蘆田裕史?藤嶋陽子?宮脇千絵編『クリティカルワード ファッションスタディーズ』(フィルムアート社、2022)
「8章 先住民とメディア生産 台湾原住民をめぐる2つの映像作品から」藤野陽平?奈良雅史?近藤祉秋編『モノとメディアの人類学』(ナカニシヤ出版、2021)
「第1部(3)社会を反映しない歌 ある女性と歌と周辺性について」神本秀爾?岡本圭史編『マルチグラフト 人類学的感性を移植する』(集広舎、2020)

[論文]
「手工芸開発を出入りする 台湾原住民と織物支援をめぐる協調、対立、無関心」『アイヌ?先住民研究』1(2021)
“Politicization and Reinvention of Indigenous Textiles among the Seediq in Taiwan.” Proceedings of the 17th & 18th Annual Conference of European Association of Taiwan Studies(2021)
「原住民文化産業の地域的展開:族群を超えた協働に注目して」『台湾原住民研究』23(2019)
「台湾原住民族の機織にみる『外来技術』の再編 南投県セデックにおける高機移入を中心に」『台湾原住民研究』19(2015)
「『原住民工芸』の表象と制作をめぐる一考察 台湾原住民の織物復興を事例に」『史学』81(3)(2012)
所属学会:
日本文化人類学会、民族藝術学会