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2022.12.10
11月29日、経済学部ゼミナール大会が開催されました。経済学部では2年次から卒業まで3年間のゼミナールが必修となっており、ゼミナール大会は1年生が来年度から所属するゼミナールを考えるための大切な行事です。ゼミナールの様子を見学できる「オープンゼミ」、各ゼミナールによる「研究発表」、教員に直接質問ができる「オフィスアワー」、という3つのプログラムで構成されています。昨年はコロナ禍によりオンラインと対面を組み合わせて行われましたが、今年はすべて対面形式で開催することができました。
2年次ゼミナールを見学できる「オープンゼミ」ではプレゼンやディベートを披露するゼミ、データ分析の様子が見られるゼミなど、それぞれのゼミナールの特色が発揮されていました。
3年生による研究発表では「金融的な手法でSDGs推進に貢献!ESG投資の経済分析」「ロシアによるウクライナ侵攻—中露比較から」「コロナ禍に対応する東京、大阪のサービス企業の比較研究」など現代社会の課題に密接に関係するテーマが並びました。
また「オープンゼミ」で1年生からの質問に上級生が答える様子が見られたり、「研究発表」でも研究成果だけでなく、ゼミナールの雰囲気や担当教員についての紹介も盛り込まれていたりと、1年生がいろいろな角度からゼミナールを検討できる工夫がされていました。
参加した1年生からは「ゼミの先輩たちが楽しそう」「話を聞いてみるとどのゼミがいいか迷いがでてきた」といった感想がきかれ、ゼミナールを自分の目で確かめ、比べながら決めるというゼミナール大会の意義を感じる1日となりました。