塚原ゼミ
計量ファイナンス/データサイエンス入門
内容:このゼミの目的は,計量ファイナンス/データサイエンスの理論と数理を入門的なレベルで学び,その具体的な応用手法を,コンピュータ?プログラミングを含めて習得することである。この2つの学問分野の概要は以下の通りである:
これら2つの異なる分野を両方とも深く学ぶ時間はないため,どちらを(重点的に)学ぶかは,2年次終了前にゼミ参加者と相談して決定する。
2年次には,微分積分と線形代数(ベクトルと行列)を中心とした数学を,黒板で問題を解いていく演習形式で学ぶ。これらは,ファイナンス理論やデータサイエンス,それらのためのコンピュータ?プログラミング習得のために必要不可欠な準備である。3?4年次には,参加者の希望に基づき上記2分野から1つ選択して,基本的な文献を輪読形式で議論しながら読み進み,演習問題を協力して解いていくことによって理解を深めていく。また,RやPythonといったデータ分析に適したコンピュータ言語の初歩を習得する。4年次後半には,参加者が各自ゼミと平行して卒業論文プロジェクトに取り組み,進捗状況の定期的なプレゼンテーションをしてもらう。なお,卒業論文では,自分の手で実際のデータを収集し,ソフトを使って分析してみることは必須条件とする。ゼミの成績評価は,出席(無断欠席2回以上は不合格),議論への参加度,学習内容の理解度(小テストや期末試験を行うことがある)に基づいて行う。
ファイナンス/データサイエンス履修モデル
(塚原ゼミ)