カリキュラム紹介
経済学部の外国語教育 英語と必修第二外国語(中国語?フランス語?ドイツ語)
英語:コミュニケーション力と読解力
経済学部の英語教育は、コミュニケーション力と読解力の2つの柱を築くことから成っています。 まず、2年間のネイティヴ教員による少人数授業を通して、コミュニケーションに力点をおいた英語力を習得します(ただし、2年次は「オーラル?クラス」とTOEICからの選択)。その一方で、コミュニケーション?クラスでは対応しきれない読解力を鍛えることも大切です。テクストをしっかりと読み、理解?把握する力を身につけることは、専門科目へ進む上でも重要な基盤となるからです。また、文献読解を通して多種多様な英語圏文化への関心を深め、視野と常識を広げることは、現代の世界において必須事項と言えるでしょう。
第二外国語:中国語?フランス語?ドイツ語から選択
グローバル化によって接近し均質化する世界で、相互理解のための強力な実用的ツールである英語の学習はますます必要性を増してきました。その一方でグローバル化は、並存する多様な文化?社会とその価値観を知ることの重要性に気づかせます。
第二外国語の学習の意義は、もう一つの言語を学ぶことで、そのような異なった思考様式やそこに現れた文化?社会の様相に触れることにあります。それによって、物事を相対化する視点を身につけ、世界に対する認識枠を広げ、多様性に対する柔軟な知性と感性を養うことが、大学での知的生活を活性化することでしょう。経済学部では、グローバル化に対応して第二外国語を必修として課しています。英語に加えてもう一つの外国語を学ぶことは、皆さんの将来にとって貴重な財産となることと確信します。
選択科目:「外国語」を通して学習する
上記の必修科目以外にも、選択科目として、原書で経済学や経営学の文献を読む「英?独?仏経済書講読」や、原典講読を通して異国の文化(英?米?独?仏?中国語圏)についてより深く学ぶ「外国文化B」があり、また全学共通の外国語科目として、英?独?仏?中国語の多様なクラスの他にスペイン語と韓国語のクラスも設けられています。